Jul 132011
 

JEITAバッテリ駆動時間測定法は、各メーカーまちまちだったバッテリ駆動時間の測定方法を統一すべくJEITA 一般社団法人電子情報技術産業協会が2001年に定めたノートパソコンのバッテリ駆動時間測定法だ。

策定当時ver.1.0と書かれていたので、時代に合わせて改訂するのかと思われたが、2001年当時から全く変わることなく10年経った2011年現在でもそのまま使われている。
しかし、2008年の段階で、JEITAは陳腐化しているとは判断していなく、実際の使用時間と大きな乖離が発生しているとは認識しているようだ。

それでは、このJEITAバッテリ駆動時間測定法の何が問題なのだろうか?

単純すぎる測定方法
パソコンを何もせず、最低限の設定に下状態で放置した時間、2001年当時は高負荷だったMPEG画像の再生時間を2で割った数字を駆動時間として表示している。
パソコンを使う場合、1つの操作をやり続けるようなことはなく、メールを読み書きしたり、動画を視聴したり、スリープしたりなど様々な使われ方をするが、これらの要素は一切無く、2001年当時高負荷だったものと、何もしていない物の中間にしておけばいいだろうという単純な測定方法。

最低限の設定がほとんど実用に耐えない場合も
パソコンで設定を変更することで使用電力が大幅に変わるのが液晶の輝度だ。液晶の輝度はバックライトを完全に消灯した状態と、バックライトを点灯させた状態があり、点灯させても最も暗い状態と最も明るい状態は機種によって異なる。
一般的に、カタログに表記する駆動時間を測定する場合、ここで点灯させているが最も暗い状態にすることが多い。この最も暗い状態が暗すぎて画面がほとんど見えない機種もある。
また、最低限の設定にするには非現実的な設定をする必要のある機種も多く、ユーザーの使用環境とは全く異なる状態を最低限の設定にしていることがある。

MPEG動画の再生は今時負荷がかからない
特に2011年の第二世代インテルCore iファミリーになってからだが、MPEG2やH.264といった、2008年頃までは高負荷と言われていた動画の再生もCPU付加10%程度で再生できるまでハードウェアが高性能化している。
ここで2001年当時高負荷だったMPEG動画の再生をしてもほとんど負荷がかからないという状態だ。

海外での測定方法と全く異なる
日本以外でのバッテリ駆動時間表示は、一般的にMoible Mark 2007などを用いている。
これはベンチマークソフトで、比較的実際の使用環境に近い状態で負荷をかけ、実際に出てくる数字も、実利用に近い数字として表示される。
日本で販売されている製品でも、日本向けはより長いJEITA測定方法を表示し、海外向けはMobile Markでの結果を表示するというような事をやっている会社もいくつかある。

まとめ
JEITA測定法が実際の使用時間とは乖離してはいるが、一応の参考にはなる。機種にもよるが表示時間の6割前後の時間バッテリ駆動できると考えるといいだろう。前述したようにグローバルモデルなら、海外での公表時間を見るのもいい。
中には日本HPの用に日本でもグローバルと同じバッテリ駆動時間を表示している会社もある。

なんにせよ、バッテリは消耗品で使用開始から1年から2年で使用時間が短くなってくる。購入直後に自分の環境では何時間くらい使えるのか、実際に測定しておき、今後の参考にするのがいいだろう。

May 242011
 
Laptop PC Power

ノートパソコンは起動せずに、ACアダプタを電源に接続しているだけで電力を消費する。最も電力を消費するのは、パソコンをフルパワー状態で動作させながら、バッテリを充電している状態だ。

機種によって異なるが、最大で50W消費するノートパソコンを想定して、各種状態による消費電力をグラフ化したのが以下となる。

Laptop PC Power

ノートパソコン消費電力イメージ

ノートパソコンはバッテリを内蔵しており、そのバッテリを常に一定に保つようにACアダプタから電力が消費される。これは0.2W程度だ。
起動して、何も使用していない状態が最小の消費電力だが、さらに液晶の明るさを押さえるような省エネモード時が最も消費電力を押さえながら起動している状態。
その状態で、動画編集などの高負荷な状態にすると、消費電力が増えるが、使用電力は押さえられているので、それほど電力を消費しない。

省エネモードなどを使わず、ある程度性能に余裕のあるモードにすると、何もしていないときでも省エネモードよりも若干消費電力が大きくなる。このときに最も影響があるのが、バックライトの明るさ。
この省エネモードを使わない状態で動画編集などの高負荷にすると、パソコン自体が最も電力を消費する。
さらに、バッテリがかなり減っている状態で充電しちえると、充電のための電力も消費する。

これは、一般的なパソコンの例として示した物で、機種や設定などによって、この使用電力は変わってくる。一般的にはこんな感じになると覚えておく助けになれば幸いだ。

May 042011
 

ノートパソコンに限らず、iPadなどのタブレットやスレートなどの各種データを活用するクライアント端末を利用する場合、クラウドを活用するのは当然となりつつある。
ある程度割り切ってクラウドを活用するのは当然だが、クラウドに依存し期待しすぎるのは非常に危険だ。

例えば、iPadだが、最低構成の場合16GBとなる。16GBでとりあえず使用可能だが、ある程度活用するようになり、Appを一定数インストールし、必要最小限のデータを入れるだけで10GBを超えるようになる使い方が多いかと思う。
筆者の場合、最低限のAppやデータだけでも20GBを超えており、少し余裕を持ってデータを入れるだけで30GBを超える。
このデータをなるべくクラウドにおいて、クライアントの容量を減らそうと言うのが最近の考え方だが、これは各種環境が整わない限りあまり実用的ではない。

整う必要のある環境

通信回線
パソコンやタブレット端末とインターネットに直接接続する回線はもちろん、データを置くクラウドまでの回線が必要十分な速度で動く必要がある。
例えば、10MBのデータを必要とした場合、現状速いWiMAXやLTEでも20Mbps程度なので、データ取得に4秒程度必要だ。100MBなら40Mbpsになったとしても20秒だ。
これは理論上の値で、実際の体感速度はさらに長くなる。

クラウドのコスト
自宅サーバーなどを使用すれば、電気代と最小限の通信費でほぼ無限大の容量を確保できるが、どこかのサービスを利用する場合、ある程度の費用がかかる。
例えば、Dropboxを使用する場合100GBの費用は月に$19.99。SugarSyncの場合、100GBで月に$14.99か年$149.99。
Google Docsは比較的安く、年間$20で80GBとなる。

iPadの16GB版と64GBの価格差は1.6万円。ある程度の容量のクラウド維持費用とハードウェアの価格は微妙なところだろう。
通信回線の速度はもちろん、そのコストも重要だが、体感速度が速ければ速いほど高コストになる。現状ではクライアント内と外のデータアクセスにかかる手間は全く異なる。

ソフトウェアの対応も含め環境が整うまでは、クラウドに過剰に期待するのは禁物だ。もちろん、ある程度割り切って使う分には、クラウドは非常に便利。

 Posted by on 2011年5月4日 at 3:14 PM
May 012011
 

Atomプロセッサーは低消費電力向けのPCや、小型機器、組み込み機器向けに開発された2008年3月に登場したプロセッサー。

Silverthorne
Atom Z5xx

Diamondville
Atom N2xx, 2xx, 3xx

2009 Dec
Pineview
Atom N4xx, D4xx, N5xx, D5xx

Tunnel Creek
for embedded

Lincroft
Atom Z6xx

2011 April
Oak Trail
Atom Z670

2011 Late
Cedar Trail
Blu-ray, 1080p, DisplayPort

Apr 092011
 

東芝のノートパソコンの一部(ビジネス向けPCやR730シリーズなど)にはピークシフト機能が搭載されている。搭載かどうかは機種によるので、カタログなどを参照のこと。
機能は搭載されてはいるが、HDDから自分でインストールする必要がある。

インストールはWindowsメニューにあるアプリケーションの再インストールを選ぶ。

アプリケーションの再インストール

アプリケーションの再インストール

こここで、ユーティリティを選び、TOSHIBA Peekshift Controlを選ぶ。

TOSHIBA Peekshift Control

TOSHIBA Peeksift Control を選ぶ

その後、インストールを続けていく。

東芝ピークシフトコントロール

東芝ピークシフトコントロール

TOSHIBA Peeksift Control Install

TOSHIBA Peeksift Control インストール画面

東芝ピークシフトコントロール セットアップ

東芝ピークシフトコントロール セットアップ

インストールが終わると、セットアップ画面が表示される。

東芝ピークシフトコントロール 管理画面

東芝ピークシフトコントロール セットアップ

この画面でピークシフト設定を制御可能となる。

東芝 dynabook