Windows Phone 7から7.5へのアップデートの注意点

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Windows Phone 7.5 日本語フォント
日本マイクロソフトなどが2011年7月27日にWindows Phone 7.5端末を9月頃に投入することを公表したが、Windows Phone 7からのアップデートにはいくつかの注意点がある。

Windows Phone 7端末は、英語圏を中心に販売されており、一応多言語対応にはなっているが、日本語などの対応が完璧はわけではない。特にアジア系言語の対応が不十分な状態で、一応日本語は表示出来るが、中国語系フォントでの対応であって日本語に完全対応していたわけではなかった。
このような状態だったが、Windows Phone 7.5では22言語に対応するため、アップデートで日本語対応も完璧になると思いきやそう簡単ではない。

基本的にWindows Phone 7から7.5へのアップデート時には7購入時の基本言語が引き継がれ、7.5で新しく対応した言語のフォントなどが入らない。つまり、7からアップデートした7.5の端末と、7.5の状態で販売される端末ではOSの機能が若干異なると言うことになる。
このフォントが入らないのは日本語だけなのか、他の言語も同じなのか詳細は不明だが、少なくとも日本語のフォントは入らない。おそらく、7.5で採用される日本語フォントのライセンスの問題だろう。

唯一の救いは、Windows Phone 7の日本人愛用者がほとんどおらず、この件が問題にならないことだろう。

まとめ
Windows Phone 7.5では日本語含め多言語対応が充実する。
しかし、Windows Phone 7から7.5にアップデートしても日本語フォントは入らない。
多言語対応を完璧にするためには、アップデートではなく新規にWindows Phone 7.5端末を購入する必要がある。