ファンクションキーとは

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ファンクションキーは、キーボード上部の数字キーの上に位置しているキーの列です。
一般的にF1からF12まであるのが一般的です。キーボードによってはF12以上あることもあります。似たような名称のキーボード下部にある「Fnキー」もありますが、ここで説明しているのは基本的にキーボード上部にあるファンクションキーです。

「F1」は「ファンクションキー1」、「F12」は「ファンクションキー12」のような意味のキーです。ファンクション(function)とは機能という意味で、機能キーのような意味になります。
多くのソフトは、ファンクションキーに何らかの機能が割り当てられていますが、2000年代くらいになってからパソコンメーカーがファンクションキーにパソコンの機能を割り当て始めました。

キーボード操作しかできなかった1990年代などは、ファンクションキーは、各ソフトが割り当てた機能を使うことが一般的でした。そのため、ファンクションキーのソフト毎の割り当てがわかるような表示パネル等が別途提供されていました。
その後、WindowsのようなGUIが普及し、従来はキーボードで操作していた機能をマウス操作で操作するようになり、機能も増えていきました。
それによりファンクションキーに特定のキーを割り当てるという事が減っていきました。

そのような状況で、パソコンメーカーは、ファンクションキー自体に標準で音量の上げ下げ、画面明るさの明るい暗いを割り当てるようになりました。この場合、ファンクションキー本来の機能を使うには一般的にキーボード下部にあるFnキーを押しながら、ファンクションキーを押さないといけなくなっています。

このように、ファンクションキー自体の位置づけは、時代によって変わってきています。

2011年に登場したChromebookでは、キーボード自体もChromebook仕様になっています。
ファンクションキー自体が無く、ファンクションキーの位置は標準で、音量の上げ下げ、画面の明るさの明るい暗いなどに設定しています。

各ソフトメーカーもファンクションキーに設定した機能を、別のキーボードショートカットで割り当てるようになっています。

業界の流れとして、従来ソフト毎に割り当てられていたファンクションキー自体の本来の用途としての活用は減っているのが実情です。

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