日本でパソコンを購入する場合、一般的にはJIS配列という配列のキーボードになります。
右端のReturnキーが2列になって大きめなのが特徴で、スペースキーの左右に、変換・無変換などのキーもあります。
一方で、一部のゲーミングPC用キーボードなどや、キーボードのカスタマイズが出来る場合は、主にアメリカで使われているUS配列が選択出来る場合もあります。
US配列とJIS配列のわかりやすい特徴は、右側のReturnキーが1列で、細長くなっている点。スペースキーが大きい点になります。
このそれぞれの違いは、Returnやスペースキーなどのサイズに加えて。細かなキーの物理的な形状が微妙に異なる、主に記号キーの位置が違うなどになります。
もちろんUS配列でも日本語は入力できますし、JIS配列でアルファベットの入力も出来ます。違うのはキーボードの形状や各キーの位置がそれぞれ違うという事だけです。
ただし、かな入力したい場合は別です。US配列の場合は物理的なキーボードの配置等がかな入力用とかなり違うので、かな入力では入力できない文字もあるかも知れません。
このような物理的なキーボードの形状は大きく分けて3種類あります。
右側のReturnキーの形状、右側のシフトキーなどの形状の違いで大きく分けると、US配列、UK配列、JIS配列の違いがあります。
さらに、キーボードに表示されている文字の違いでは各国言語毎に異なります。
ここで注目なのは、USとUKという同じ言語を使っているのに違う物があるという事です。
アメリカではUS配列のキーボードしか販売されていませんが、イギリス、オーストラリアなどはUK配列が基本ですが、US、UKなどの配列のキーボードが混在して販売されています。
