Intelは64bitのみのX86-Sの仕様を公開した。
16bitや32bit機能は実質使われていないが、CPU自体にはこの機能はまだ組み込まれている。この16bitや32bitなどの今は使われていない機能をCPUから削除するために、各所から意見を求めている段階。
x86は1978年にリリースした16bitの8086から始まり、32bitの80386とリリースし、64bitのCPU、64bitしかリリースされないOS、UEFIも64bitになり、16bitや32bit機能は事実上使われていなかった。
この16bitや32bit機能をCPUから削除し、64bitのみのCPUにするための仕様を公開した段階。
Intel CPUを使用している業界から意見を聞き、仕様を改善した上で、将来の製品に活かしていくようだ。
x86SのSは簡略化のSimplificationの意味のようだ。
Intelの64bit CPUとしては2002年に登場し、2019年に製造終了を発表したIA-64のItaniumがあるが、現在の64bit版x86はAMDが初めに64bit拡張した。
どの世代から64bitのみになるのかは不明。