Appleは2008年10月14日、MacBookファミリーの新製品を発表した。
デザインも切り替わったのはMacBook/MacBook Proの15インチで、Airもアップデートされている。
全モデルでNVIDIAで言うところのmGPU(Motherboard GPU)が採用され、GPU性能はNVIDIA GeForce 9400M相当になっている。
MacBook ProはmGPUに加えGeForce 9600M GTもあり、バッテリ駆動時とACアダプタ使用時にシームレスに切り替えられるようになっているようだ。SLI対応は不明。
メモリはDDR3対応でMacBook/MacBook Pro共に4GBまでの対応。Airは2GBまで。
モニタ出力は全モデルMini DisplayPort対応。
新デザインのMacBook/MacBook Proはコネクタが左側にまとめられている。
MacBook Airの HDDは120GB、SSDは128GBに対応した。
新モデルの価格は
MacBook は148,800円から(併売される旧デザインの新MacBook ホワイトは114,800円)
MacBook Proは228,800円から(旧デザインの新17インチモデルは318,800円)
MacBook Air HDDモデルは214,800円(SSDモデルは298,800円)
出荷はMacBook/MacBook Pro共に数日中。MacBook Airは11月上旬。
同時に発表されたLED Cinema DisplayはMini DisplayPortの対応の他に、MagSafeアダプタも対応するなど、MacBookの周辺機器的な位置づけになっている。
今回インテル製チップセットではなく、NVIDIAの物を使用したのは、様々な意味がありそうだが、よりGPU性能が高い物を選んでいることから考え、次期OSで対応するというOpenCL対応を見込んでの事だろう。
HDMIではなく、DisplayPort対応も、より高解像度が期待でき興味深い。
新デザインの筐体はアルミニウムを使っているが、一つのアルミニウムを削りだして製造していることも興味深い。
金属加工する場合は、一枚の板をプレスで一瞬で加工する方がコストが安いが、低価格モデルのMacBookにもこの削りだし品を使っているというのは、素材や質感に関するこだわりがありそうだ。
http://www.apple.com/jp/macbook/
http://www.apple.com/jp/macbookpro/
http://www.apple.com/jp/macbookair/