レノボは2009年6月24日、薄型のTシリーズに、ThinkPadシリーズ中最薄となるThinkPad T400sを発表した。
Tシリーズの薄型軽量製品で、14.1型WXGA+(1440×900)液晶を採用、光学ドライブなどのベイも採用している。
厚みは21.1mm重量は6セルバッテリ搭載時で約 1.8kg。
14.1型液晶でサイズが若干大きいことから、日本では日常頻繁に持ち運ぶ物というよりも、事務所内などで頻繁に移動して使うようなモビリティを重視する製品といえるだろう。
そのためか、ドッキング・ステーションも新しく最新の各種規格に対応する物になった。
T400sはX300をさらに改良した物という位置づけで、各種電子回路の技術に加えて、キーボード、UPEKのLED付き指紋センサーなどインターフェースに関わる部分も改良が加えられている。
ソフトウェア面でも、WiMAXなどとのシームレスな接続を実現する接続ツール。iPodやBlackBerryなどを充電するためのUSB充電機能なども追加されている。
HDDやSSDは1.8型を採用している。光学ドライブ部分は取り外しが可能なので、ここに拡張バッテリを取りつけることで10時間駆動(Mobile Mark)が可能。HDDを取りつけて容量を増やすことも可能。
日本では、Xシリーズでは機能に不足があり、Tシリーズでは重すぎると考える方などには向いているのでは無かろうか。
キーボードの品質、筐体の質感など、さすがに良く作り込まれているだけに、他社製品を圧倒する物がある。
価格は構成にもよるが18万円程度から。
ThinkPad T400s関連ビデオ
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ThinkPad T400s発表会
発表会 技術セッション1
つづく