ASUS ROG ALLY モバイルゲーミングPCを国内発表

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ROG Ally

ASUSは2023年5月29日、モバイルゲーミングPCのROG ALLYを国内発表した。
各社から登場し一部で注目になっている小型ディスプレイの左右にコントローラーを配置したゲーミングPCという新しいカテゴリの製品で、6月2日より予約販売、6月14日発売。税込89,800円から。

ROG Allyはアールオージー、エイライと読み、ASUSがエイスースと読むのに似た発音の新しいカテゴリの製品。
各社から登場し、一部で人気のカテゴリになっているため、慌てて開発したと誤解する方もいるかも知れないが、製品の形状やコンセプトなど、5年前から開発は始まっていた物で、実機を見ても慌てて出した製品でない事はよくわかる完成度になっている。

5年前から開発されていたROG Ally

筐体自体やコントローラー部分などの物理的な部分はもちろん、ソフトウェア面でもROG製品をAlly向けにカスタマイズした物が提供されており、ハンドヘルドゲーミング製品向けに様々な部分の完成度が高く、関連の周辺機器も充実している。
少なくともハンドヘルドゲーミングPCの中では発売前の時点でベストバイに選んで問題ない仕上がりとなっている。

注目なのが、基本はWindows PCなので、大型のディスプレイやキーボードを接続すれば、デスクトップリプレースメントのPCとしても使えるし、本体だけでもタブレットPCとしても使えるので、普通のPC代わりも使えると言う点。

AMDのRyzen Z1やZ1 ExtemeというポータブルゲーミングPC向けのプロセッサを搭載し、CPUはもちろん、グラフィック性能も必要十分。メモリは16GB、ストレージは2機種とも512GB。

Ryzen Z1搭載モデルは89,800円だが、パフォーマンスがより高いZ1 Extemeモデルは109,800円で、一般のゲーミングPCを買うのに比べるとかなりお買い得。PC単体としてもかなり良い価格設定になっている。