dynabookは2023年6月29日、法人向け15.6インチスタンダードノートPC dynabook B55・B45・P55を発表した。
dynabook B55・B45は光学ドライブ搭載型、P55は光学ドライブ非搭載で第13世代インテルCoreを搭載する。
法人向けdynabookシリーズとして第13世代インテルCoreを搭載するのはP55が初めてとなり、現行のdynabookの主要法人向けモデルは第12世代インテルCoreの搭載となる。
ファームウェアレベルの脅威も保護する、セキュリティ基準のNIST SP 800-147/155/193に準拠している。
dynabook B55・B45
B55・B45は光学ドライブ搭載型で、カメラシャッターを搭載し、メモリとバッテリーのユーザーによる交換等が可能なモデルとなっている。従来モデルではメモリの交換用カバーは用意されていなかったが、今回のモデルより底面のメモリ専用カバーから交換可能になる。
他にはテンキー付きのキーボード、Wi-Fi 6Eの対応、USB-PD対応、CPUの動作を安定して機能させる「dynabookエンパワーテクノロジー」の対応などがある。
B55/KVはCore i7-1255U、Core i5-1235U、Core i3-1215U。B45/KVはCeleron 7305を搭載する。最大メモリは32GB。
重量は2.2kg。
アナログRGBなどをいまだに搭載し続けているレガシー製品ではあるが、USB Type-Cなどにも対応してはいる。
ユーザーによるバッテリー交換、メモリー交換なども可能で、長期的なメンテナンスコストを下げたく、レガシー機能も必要な古いタイプの需要を満たす製品。
https://dynabook.com/business-notebook-b-series/b55kv-jun-2023-15-6-inch.html
https://dynabook.com/business-notebook-b-series/b45kv-jun-2023-15-6-inch.html
dynabook P55
法人向けモデルとして発表時点で唯一第13世代インテルCoreを搭載するモデルで、光学ドライブのない薄型製品で厚みは19.9mm、重量は1.77kgとなる。
インテルCore i7-1355UかCore i5-1334Uを搭載し、CPUの動作を安定して機能させる「dynabookエンパワーテクノロジー」に対応する上位モデルで展開する製品となる。Wi-Fi 6E、USB-PDの対応などもあり、最大メモリは32GB。
B55が旧来の仕様を引き継いだレガシー製品だとすると、P55はより現代的な仕様のモデルとなり、普通の企業が導入し、ユーザー満足度の高い普通のノートパソコンとしてはP55シリーズの方が適している。
https://dynabook.com/business-mobile-notebook-p-series/p55lv-jun-2023-15-6-inch.html
