ASUSは2024年6月2日、ハンドヘルド型ゲーミングPCのROG Allyの改良モデルROG Ally Xを発表した。
バッテリー、メモリ、ストレージを強化したモデルとなる。
バッテリー
バッテリーサイズは40Whから80Whへ。
ストレージ
ストレージはM. 2 2230を採用していたが、M.2 2280に対応。ストレージ自体はユーザーの自己責任による交換は可能だったが、今までは長さが30mmのM.2 SSDで設計されていたが、このサイズのSSDはほとんど流通していなかった。
このモデルでは長さが80mmの一般的に流通しているM.2 SSDになり、入手性が改善して、自己責任による交換もより容易になった。
メモリ
従来モデルは最大16GBのメモリだったが、最大24GB、LPDDR5X 7500のメモリになり、容量とスピードが向上した。
製品のコンセプトはそのまま
機能が大幅に向上し、外観はほとんど同じたが、内部構造を大幅に変更し、重量は11.5%(70g)の増加に抑えている。
冷却機構も強化し、より効率的に冷却できるようになり、USB Type-Cポートは2つになった。そのうち1つはUSB4。
コントローラーなども改良されている。
SoCはAMD Ryzen Z1 Extremeモデルのみ。