レノボは2008年12月3日、ネットブックのIdeaPad S10eを発表した。
他社製品と比較して、スペック的に積める物は全て積んだネットブックで、54,800円。12月6日発売。
レノボとしての初のコンシューマー向け製品で、ネットブック市場などの動向を見極め、レノボとして納得できる、スペックも市場に受け入れられる製品として日本市場へ投入する。
コンシューマー向けと言うことで、Web販売に加え、店頭での販売も展開し大手家電量販店などでも売られる予定。
サポート体制は、電話相談窓口がコンシューマ向けに365日9時から21時まで対応し、故障の場合は受け取り後4から5営業日で返却する。
2009年春にはオプションとしてダメージプロテクションサービス(落下、水没、自然災害などに修理または代替機を提供)も開始する。
開発の中心は中国だが、日本のシニアエンジニア数名が中国に在住し、ThinkPadと同様に、日本と同等の開発体制で開発された物。
レノボ製品はThinkPadに限らず、中国、日本(大和)、アメリカの3カ所で開発されており、今回の製品は、中国で開発された物の、クオリティとしては日本開発品と同等とレノボは主張する。
カラーバリエーションは3色あり、ホワイト、ピンク、ブルーでホワイト以外は2009年春に展開予定。
スペックとしては、USBポートがx2、メモリーカードスロットに、ExpressCardスロット、Webカメラ、Bluetooth、2.5型 160GBのHDD、6セルバッテリ(駆動時間5.3時間)というスペックだけ見るとネットブックの中でもかなりハイエンドな仕様ながら、価格は抑えられてる。
また、ネットブックでは16:10の液晶を使うのが一般的だが、16:9の液晶を採用している。
スペックが高いだけではなく、発熱を抑える仕様になっており、本体が使用中に熱くなりすぎることがない。
また、レノボではこの製品をウルトラモバイルPC(UMPC)としているが、ネットブックよりもUMPCの方が市場に認知されているからという判断をしたようだ。
基本スペック
Intel Atom N270
メモリ 1GB(オンボード512MB)
10.1型ワイド液晶(1024×576) アスペクト比16:9
2.5型160GB HDD 5400rpm
Bluetooth 2.1
IEEE802.11b/g
ExpressCard
6セルバッテリ
250x196x22/36mm
1.38kg
レノボのネットブック、IdeaPad S10e 日本初登場!
Lenovo