UQコミュニケーションズとインテルは2009年6月8日、WiMAXサービスを2009年7月1日から開始することに合わせ、サービスの詳細、対応PCを公開した。
UQ WiMAXサービスは当初の発表の通りで、登録料2835円、月額4480円のUQ Flat。2年契約などは必要なく、いつ止めても解約料などはかからない。
10月1日からは1日利用のプランも加わる。1日利用プランはUQ 1Dayで24時間利用可能で600円となる。UQ WiFiオプションを利用可能。
機器追加オプションもあり、本契約1つにつき最大2つまでの機器追加が可能で、1台あたり月200円となる。同時接続は1台のみ。
これは、例えば個人がWiMAX内蔵PCを1台所有し、MIDでもう一台、WiMAXルーターでもう一台という場合でも、月で合計4880円という料金となる。
サービスエリアは東京23区、川崎、横浜を中心とした関東。名古屋、大阪。
エリアとしては大阪の穴は多いが、全体としてはそれほど広いエリアだとは言えない。ただ、イーモバイルも当初は同等のエリアであり、今後半年から1年程度で少なくとも関東、名古屋、大阪などではエリアだけはそれなりになるだろう。
エリアは広くなるが、周波数帯の特性から室内には電波が入りにくいのがMobile WiMAXの欠点でもある。
これをカバーするためにも、Wi-Fiオプションも用意されているが、通常のホットスポットと同じように対応エリアは狭い。
海外での展開も今後続々と増えるはずだが、絵画でも日本と同等の価格帯になると思われるが、サービスエリアなどが日本ほど充実するかは未知数。
WiMAX対応PCいろいろ 上の動画
WiMAX体験バス
日本を中心としたPCメーカー各社はWiMAXモジュール内蔵PCをこの夏にも発売する。グローバルに展開しているメーカーは、数がまだ少ないなど様々な理由により若干遅れる模様。
ネットブックにもWiMAXモジュール入りモデルは登場するが、ASUSやAcerなどが今後展開するネットブック以上、ノートパソコン未満の例えばAspire Timelineなどの対応も期待される。
また、WiMAXの電波を受信し、その場所をホットスポットにするモバイルルーターも使い方によっては便利になる。
インテルが、無線LANとWiMAXに対応するモジュールを比較的安く提供しており、このモジュールを無線LANモジュールの代わりに入れ、対応アンテナにすることでPCの対応は可能。
今後1~2年でWiMAX対応製品は続々と登場するだろうが、無線LANとは異なり、WiMAXの基地局は各サービスキャリアに任されることになるので、世界的な普及は簡単ではなさそうだ。
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