東芝は2009年10月13日、Windows 7に対応するdynabookシリーズを発表した。
今回はフルモデルチェンジに近いラインナップだが、その中で注目されるのはBlu-ray搭載のQosmioと11.6もしくは13.3型液晶を搭載するネットブック以上のdynabook MXシリーズ。
特にdynabook MXシリーズは、この秋商戦から国内各社も一気に製品を投入する新ジャンルのノートパソコンで、ネットブックとA4ノートの間を埋める製品となる。
A4ノートという呼び名の是非はともかく、この名称はそれなりに普及しており、平均的な15型前後のノートパソコンを思い浮かべる方が多い。ネットブックも実売5万円前後の低価格パソコンとして定着した。
dynabook MXはその間を埋めるジャンルの製品だが、一部で先行して広まってしまったCULVという内部用語ではなく、インテルがモバイル・サブノートPCという名称を提唱したが、業界内でもあまり定着してない。
そこで東芝が、ネットを見る端末がネットブックなら、ネットの情報を見るだけではなく、まとめたりできる「ネットノート」という名称を提唱。
他社がこの名称を使用するのも歓迎とのことなので、今後他社が追従し、このジャンルの呼び名として定着するかどうかが楽しみなところ。