MacBook Proへの移行を考える上で問題になるのが、アプリケーションをどうするか。
フリーの物やライセンス料が安い物は比較的どうにでもなるが、なかなか難しいのがAdobeなどの価格の高いソフト。
AdobeはCS3でIntel Macに完全対応するので完全移行するにはちょうど良い。
しかし、バージョンアップポリシーが変更になる点や、一部のソフトを除きWindowsからMacへ(その逆も)の移行は出来ないのが難点だ。
唯一アップグレードが自由なのはビデオ製品。
自分の所有しているDigital Video Collection Standardからは直接アップグレードできないので、旧バージョンのAdobe Production Studio PremiumからAdobe Creative Suite 3 Production Premiumという手順が必要。
この場合、個人的にはMac環境では必要のないいろいろなソフトが付いてくるので、将来の費用も含めると無駄かもしれない。
一番欲しいのはPhotoShopとWeb関連ソフト類なので、昔使っていたMacromediaのDreamweaverやFireworksからAdobe Creative Suite 3 Web Premiumへのアップグレードがないか探すと、ちょうど良い物があった。
旧バージョンのStudio 8はWindowsとMacのハイブリッド版なので、さらに旧バージョンのDreamweaverやFireworks、Flashを使っていればStudio 8のMac版にした後にAdobe Creative Suite 3 Web PremiumのMac版へアップグレード。
Digital Video Collection中のAfter Effectsなんかは単体製品で一応Mac版へアップグレードしておけば、旧ソフト資産を生かせるだろう。
ということで、アドビに連絡してみる。
6月4日の週
上の内容でアップグレードできるのか確認の電話を入れてみる。
WindowsからMacへのアップグレードに詳しい人から翌日折り返し連絡するのでということで、3日待ったが連絡無かった。(これを書いている2週間後もない)
6月11日の週
連絡無かったので、もう一度電話してみる。
ビデオ製品単体(After EffectsやPremireなど)をWinからMacへアップグレードすることは出来る。
Studio 8でWindowsからMacにするには、なにかの用紙にサインしなければ認めないというので、その用紙を送ってもらい、サインして返送する。
6月21日(CS3発売の前日)
Studio 8のアップグレードがどうなったのか不明。Adobeからは無視されている状態。
このままではStudio 8終売のどさくさに紛れて、アップグレードは認めないとか言い出しそうなので、最悪はAdobe Creative Suite 3 Web Premiumの通常版を20万円ほどで買うことになる。
ちなみにこの場合、Studio 8から面倒なアップグレード手順を経た場合に比べ、数万円出費が増える。
詳細
Studio 8 約5万円(Adobe Storeでは21日には取り扱い無し)
Adobe Creative Suite 3 Web Premiumへのアップグレード111,000円
合計 約16万円
Adobe StoreでAdobe Creative Suite 3 Web Premiumの通常版を買うと226,000円
差額は6万円ほど、この6万がかなりでかい。