インテルは2007年8月10日、報道機関向けに定期的に開催しているクライアントレギュラーアップデートで、次期CPUの概略を説明した。そのなかで、PenrynのSSE4によるマルチメディア系の機能向上は非常に高いと説明した。
45nmによる技術革新はもちろん、PenrynのSSE4は特にマルチメディア系のアプリケーションで威力を発揮すると、同社技術本部の土岐氏が説明。
AVCHDなどの編集にはソフトウェア面も含め、まだまだ非力のPCだが、2008年のPenrynでは若干ながら機能向上が期待される。
AppleのiLife ’08では、一般ユーザー向けソフトながらiMovieがAVCHDに対応するなど、ソフトウェア面での改良はめざましい物があるが、ハードウェア的にはまだまだ非力。
CPU自体、機能向上することで、AVCHDなどHDビデオの編集も一般ユーザーにもストレス無く使えるようになるだろう。
Penrynなど次期CPUについては9月にSan Franciscoで行われるIntel Developer Forumで詳細が公開される予定。
Penrynのテスト品
Penrynウェハーの拡大図