マイクロソフトは2011年6月1日のD9 Conference、2011年6月2日のComputex TAIPEI 2011において、次期WindowsのWindows 8のデモを行った。
従来のUIとタブレット用のWindows Phone用UIを拡張し、それぞれを融合したような使い勝手を目指すOSとUIになりそうだ。
D9ではUIなどのデモが中心で、Computexではx86やARMなど様々なプラットフォームでのデモも行われた。
Windowsの特徴は過去の膨大なソフトウェア資産が生かせるというものだったが、タブレットなどのハードウェアキーボードやマウスがなければ使いづらいという問題があった。これを、Windows Phone 7から提供されている洗練されたUIでタブレットに最適化して使用することも出来、必要に応じて従来のWindows UIをシームレスに使えるようにすることで、このあたりの使い勝手を大幅に改善する目的とわかる。
Windows 8ではARMなどのSoCにも対応するため、提供する側も選択肢が増えそうで、ユーザーも製品選びの段階から悩みが増えそうである。
9月に開催される開発者向けのイベントBUILDで、さらに詳細が明らかになる模様。