今後のMS Officeは永続ライセンス版は終了でサブスクリプション型へ

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日本マイクロソフトがOffce 365の個人版を2014年10月1日に発表した。
日本で人気のプリインストール版はOffice Premium、一般に販売される物はOffce 365 Soloとなり10月17日から発売する。

従来のOfficeは、Offce 97、Office 2000、Office 2007、Office 2013など数年に一度大型のアップデートがあり、その度にアップデートする場合は有料でアップデートする必要があった。このようなソフトウェアは売り切り型というような名称になるが、今後はこのようなOfficeが発売されることはない。
この流れはアドビなど、ほとんどのソフトウェアでの同じようなサブスクリプション版が中心となっており、一部企業だけが始めていることではない。
マイクロソフトや社会全体の方針が変われば、将来売り切り型が販売される可能性もあるが、おそらくそうなることはないだろう。

今後は、サブスクリプション版を利用して、毎年料金を支払い続けて使うしかない。
サブスクリプション版の利点としては、マイクロソフトが提供するクラウドサービスが利用できる。

価格は1年で11,800円(税抜参考価格)で、毎回アップデートするよりは安くなるが、何年もアップデートしない場合は割高になる場合もある。
コストだけで判断する場合、日本のパソコンにプリインストールされているOffice Premiumを使うという点がある。こちらはOffice自体はそのパソコンが使える限り永遠に利用できる。クラウドサービスは1年間のみとなる。

ちなみに、今後大きなバージョンアップがあった場合、自動的に最新版にアップデートされるため、古いバージョンを使い続けると言うことは出来なくなる。

Officeのサイト
個人向けOffce 365に関するプレスリリース