NVIDIAは2015年6月1日、従来はデスクトップパソコン用に提供していたG-SYNCをノートパソコンでも対応することを発表した。
G-SYNCはゲーム画面のリフレッシュレートとディスプレイのリフレッシュレートを同期させ、画面表示が一部遅れるようなティアリングや画面のちらつきのようなことを防ぐ技術。
従来は対応のGPUと外付けディスプレイのみで対応していたが、G-SYNC Directという技術でノートパソコンでも対応することになった。
従来の外付けディスプレイでは対応のGPUと、対応ディスプレイに搭載されるG-SYNCモジュールが必要だった。ノートパソコンではG-SYNCモジュールは搭載されていないが、第2世代MAXWELLアーキテクチャーのGM204とディスプレイドライバー、対応できる液晶パネル(G-SYNC Panel)の組み合わせでノートパソコンでのG-SYNCを実現する。
対応するのは第2世代MAXWELLアーキテクチャーを使用したノートパソコンで、対応する液晶パネルは限られる。このため、対応するのは一部のノートパソコンに限られるが、該当の製品はG-SYNC対応として今後発売される。
現在発売が表明されているのはGIGABYTE、MSI、ASUS、CLEVO。