SDアソシエーションは2018年6月27日、SD 7.0を発表し、SDカードの新インターフェース「SD Express」などに対応することを発表した。
SD Expressは従来の約1.5倍の最高985MB/sで転送可能で、最大容量も128TBになる「SD Ultra Capacity (SDUC)」にも対応する。
旧来のSDカードのピン数での最大転送速度は104MB/sで、ピンが追加されたSD-UHS-IIIの場合で624MB/s。今回発表されたSD Expressでは約1.5倍の985MB/sとなる。
将来の8K動画や360度撮影にも耐えうる転送速度になっているようだ。
UHS-IIで追加されたピンをPCI Express 3.0をインターフェイスとして利用し、NVM Express 1.3プロトコルで転送する。
このため、UHS-II、UHS-IIIとしては利用出来ないが、SDやUHS-Iとしては利用可能。