FCCL 最軽量FMV UH-Xの画面大型化など2023年春モデル

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FCCL FMV UH-X

富士通クライアントコンピューティングは2023年1月24日、2023年春モデルを発表した。
世界最軽量のFMV UH-Xシリーズなど、多くの機種が刷新され、UHシリーズは画面サイズが16:10の14インチへ大型化するなどした。1月27日より順次発売。

UHシリーズは画面サイズが大型化して2020年モデルより重量は増えたが、2019年モデルより小型・軽量化している。FMVシリーズの軽量機種で2019年以前の機種を利用している場合は、買い替えると画面サイズが大きくなり、軽量化を実感できる。
ほとんどの機種で、キーボードのかな印字が無くなっている。

14インチになっても世界最軽量FMV UH-X

最軽量にこだわるUH-X(ユーエイチ・テン)は、16:9の13.3インチから、16:10の14.0インチへと画面サイズが大型化した。
旧モデルの最軽量モデルは634gだったが、画面サイズが大型化したことで689gになり約55g重くなった。
従来モデルはインテルの第12世代Core i7-1255Uなどだったが、第13世代のCore i7-1355Uになり、メモリがLPDDR5に対応するなど、基本性能が強化された。低消費電力のUプロセッサを搭載しているためシングルファンとなる。

UH-Xは最軽量を目指したモデルで、バッテリ容量が一般的なモバイルパソコンの約半分(UH90は64WhだがUH-Xは25Wh)になっているなど、性能よりも軽量を目指したモデルとなる。

3月9日発売、24万円弱

高性能で軽量モデルのUH90

848gからのUH-Xよりは重いが、一般的なプレミアムモバイルパソコンと同等の仕様で、かなり軽量な通常の軽量モデル。Evo対応モデルなども用意される。
UH-Xは低消費電力のためシングルファンだが、UH90はCore i7-1360P搭載し、デュアルファンでより効率的に廃熱出来るようになっている。

小型軽量化は、部材や狭額縁化など様々な組み合わせで実現し、狭額縁は横が3.2mm、上部6.6mm、下部3.4mmと他社機と比べてもかなりこだわった物になっている。
主要なインターフェースはそのままで、有線LAN、HDMI、USB Type-A x1、USB Type-C x2などが配置される。従来機と変わったのがSDカードスロットがmicroSDになった。

2月22日発売、24万円弱

https://www.fmworld.net/fmv/uh/

MHシリーズ

一般的にはこれでも軽量な1.3kgの14.0インチモデル。
Windows Helloの顔認証対応、デザインの改良などがある。

https://www.fmworld.net/fmv/mh/

CHシリーズ

13.3インチでこちらも普通に軽量な998gのモデル。

https://www.fmworld.net/fmv/ch/

NHシリーズ

数少ない大画面を採用する17.3インチモデル。
上位モデルのNH90はRyzen 7 5800Uからインテルの第12世代 Core i7-12700Hへ、NH77はRyzen 7 5700UからRyzen 7 7730Uへなど基本機能が強化されている。
キーボードのかな刻印あり。

https://www.fmworld.net/fmv/nh/

AHシリーズ

15.6インチモデル
キーボードのかな刻印あり。

https://www.fmworld.net/fmv/ah/