dynabook R8 / R9 2023年モデル

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dynabook R9

dynabookは2023年2月10日、プレミアムモバイルノートパソコンのdynabook R8 / R9 の2023年モデルを発表した。
薄型軽量でアスペクト比16:10の14インチ液晶を採用する製品。2月17日から順次発売。27万円程度から。

dynabook Rシリーズはプレミアムモバイル製品カテゴリで、薄型・軽量、長時間バッテリー駆動可能。インテルEvoにも準拠し、起動時間、様々な使い勝手も最も高いカテゴリに位置する製品。Core i5を搭載するR6の新モデルは今回のタイミングでは発表されておらず、ラインナップから消えている。
同じプレミアムモバイルのdynabook Gシリーズとの大きな違いは、液晶サイズとアスペクト比で、Gシリーズは16:9の13.3インチ、Rシリーズは16:10の14インチ。

R9とR8の違い

R9とR8の違いの基本はメモリ容量でR9(P1R9WPBL)が32GB、R8(P1R8WPBL)が16GB。ユーザーによるメモリの増設交換等は不可。
さらにR8の方がバッテリ容量が少なく、R9の駆動時間は24時間だが、R8は20.5時間。バッテリ容量の違いがあるため重量も異なり、R9は1,050gだが、R8は940gで110gの差がある。

dynabook R9

2023年モデル

2023年モデルの大きな特徴はCPUの強化。
2022年モデルは第12世代インテルCoreのCore i7-1260Pだったが、2023年モデルでは第13世代のCore i7-1360Pになった。

また、従来の製品もハードウェアとしてはWi-Fi 6Eに対応していて、アップデートで対応されるが、今回のモデルは発売時からWi-Fi 6Eに対応する。

Webカメラ関連のノイズキャンセル、背景ぼかしなどの機能も従来モデルからあるが、AIカメラエフェクターで背景画像の選択が可能になった。

アスペクト比16:10の14インチ液晶で、ブルーライトを低減するLow blue light液晶を採用。今回のモデルではドイツのティフ・ラインランドのEyesafe 2.0のRPF 50認証を取得している。

第12世代インテルCoreと第13世代インテルCoreの違い

CPUがCore i7-1260PからCore i7-1360Pになったが、カタログスペック上、周波数の強化しかない。
Core i7-1260Pは最大周波数4.70GHz、最大周波数3.40GHz。Core i7-1360Pは最大周波数5.00GHz、最大周波数3.70GHz。

CPU内部は周波数だけで無くPコアが改良されており、L2キャッシュが1.25MBから2MB。さらに内部も改良されている。

これによりインテルはシングルスレッド性能を最大11%、マルチタスク性能を49%高速化していると説明している。

https://dynabook.com/mobile-notebook/r-series/index.html