Appleは2024年3月4日、Apple Silicon M3採用のMacBook Airを発表した。
筐体デザインや基本性能は基本的に同じで、M3からM3に変わったことで基本性能が向上したモデルとなる。3月8日発売。
M2からM3に変わったこと以外では、Wi-FiがWi-Fi 6からWi-Fi 6Eに変更になった。
また、ディスプレイを閉じた状態で最大2台の外部ディスプレイへの出力が可能になった。M2版は1台だけ。
M2との差が最も大きいのが3Dレンダリングで、差があまり出ないのがビデオ編集のパフォーマンス。
Apple Silicon M2とM3ではGPU性能に大きな差があることがよくわかる。
ビデオ編集自体はM1搭載MacBook Airと比べて1.6倍、IntelベースMacBook Airと比べて13倍としている。
何の処理をしているのかは公開されていないが、おそらく最終的に画像を出力する際のエンコードでの差と思われる。これはエンコード機能自体での差もあり、全体的な機能差はここではわからない。
最新のIntel Core i7搭載Windows製品との性能比較ではコードのコンパイルが2.3倍、インターネット閲覧が1.5倍となっていて、このあたりが普段の性能比較として最もわかりやすい比較。一般的な処理でおおよそ2倍程度の差があることがわかる。この比較対象は、おそらく第13世代Intel Core i7と推定されます。
ビデオ会議でのバッテリー駆動時間比較で1.4倍となっているのは、電力効率の高さがわかる状態だが、仮に実質6時間駆動できる製品と比べてMacBook Airは8時間駆動くらい出来るような状況という事になる。
価格は13インチの税込で164,800円からだが、8コアCPU、8コアGPU、8GBメモリ、256GBストレージモデル。15インチモデルは10コアGPUのみで198,800円から。
10コアGPUにした場合は+1.5万円、メモリ16GBにした場合に+3万円、512GB SSDにした場合は+3万円。
8コアCPU、10コアGPU、16GBメモリ、512GBストレージモデルは224,800円。
最大構成の24GB、2TB SSDモデルは344,800円。
US価格は13インチの税抜で$1099からだが、8コアCPU、8コアGPU、8GBメモリ、256GBストレージモデル。15インチモデルは10コアGPUのみで$1299から。
10コアGPUにした場合は+$100、メモリ16GBにした場合に+$200、512GB SSDにした場合は+$800。
8コアCPU、10コアGPU、16GBメモリ、512GBストレージモデルは$1499。
最大構成の24GB、2TB SSDモデルは$2299。