Intelは2024年4月8日から9日にアリゾナのフェニックスで行われたIntel Vision 2024で、AI関連の発表を行った。
この中で、次世代クライアント向けSoCのLunar LakeのプラットフォームのTOPS値が100超で、NPUで45TOPSである事を、パット・ゲルシンガーCEOが公表している。(動画の10分程度から)
AI PCの利便性についてはWi-Fiを利用しないのと同じ状態で、Wi-Fi利用が当たり前の状況と同じようになる事をビジネスでの生産性向上を例に出して説明し、AI PCへのアップグレードをすぐにでも検討するべきだと強調した。
Lunar LakeはMeteor Lake(Core Ultra Series 1)の3倍以上のTOPS値になる事を以前から公表している。Lunar Lakeの次のPanther Lakeも準備中で、SoCのAI性能は今後も倍増の勢いで伸びていくことが予想されている。
現状のAI PCはCore Ultraは500万台出荷され、2024年中に4000万台出荷されるとしている。
TOPS値とはAI関連機能の演算性能のことで、1TOPSが1秒間に1兆回の演算が出来るという意味。