Dynabookは2024年4月17日、教育市場向け「Dynabook Chromebook C70」でChromebookへの参入を発表した。
Windows版のdynabook K70は既に発表済みだが、同じコンセプトで設計されたChromebook版を2024年末に市場投入する
従来の教育市場向けPCはコンパクトなノートPCなどを中心に、通常モデルの廉価版のような位置づけの製品が多かった。
日本のGIGAスクール構想第2期に向けて、Dynabookが2024年2月に発表したWindows版のdynabook K70は、キーボード部分とディスプレイ部分が取り外せるデタッチャブルタイプ。筐体は一般的に堅いプラスチックか、金属だが、外周部分を柔らかい熱可塑性ポリウレタンで囲い、これだけで落下時の筐体の破損を防ぐ効果を出している。
キーボード部分は机に置いて使う分には問題ないが、それ単体では悪く言えばフニャフニャ。これも落下時の破損を防ぐ効果もある事を狙っての設計になっているようだ。
Chromebook版の「Dynabook Chromebook C70」は筐体などはWindowsと同じだが、一部仕様が異なる。
画面仕様はコンパクトな設計で低価格にするためか、Windows版と同じ10.1型のWXGAになっている。
特に異なるのがCPUでChromebook版はMediaTek Kompanio 520、メモリは4GBか8GB、ストレージは32GBか64GB。
秋頃までのGIGAスクールの商談に向けて早めに発表したようだ。