インテルは2008年4月2日、次世代低消費電力プロセッサテクノロジーCentirno Atomを正式に発表した。
名称などは事前に公表されていたが、詳細情報が公開されるのは今回が初となる。
小型低消費電力品ながら最新の45nmやHigk-K技術を使って製造され300mmウェハーで2500個のチップを製造することができるほどの小型化に成功した。
TDPは3年ほど前のノートパソコンと同等の性能ながら、1/10と非常に低く、アイドル時の消費電力は80mWとさらに低く押さえられている。
価格もCPUとSCH(チップセット)で4530円からと非常に安い。
製品名 | ||||||
プロセッサーナンバー | Z500 | Z510 | Z520 | Z530 | Z540 | |
動作周波数 | 800MHz | 1.1GHz | 1.33GHz | 1.6GHz | 1.86GHz | |
電力 | TDP | 0.65W | 2W | 2W | 2W | 2.4W |
平均消費電力 | 160mW | 220mW | 220mW | 220mW | 220mW | |
アイドル時の消費電力 | 80mW | 100mW | 100mW | 100mW | 100mW | |
FSB | 400MHz | 533MHz | ||||
HTテクノロジー | 非対応 | 対応 | ||||
L2キャッシュ | 512KB | |||||
ダイサイズ | 7.8mm×3.1mm | |||||
価格(CPU+SCH)1000個注文時 | 4530円 | 4530円 | 6550円 | 9570円 | 16110円 |
インテルCentirno Atom製品情報
ポケットサイズの端末から新しいモバイル・インターネット体験を提供するインテル Centrino Atomプロセッサー・テクノロジーを発表