イー・モバイル 千本会長の話

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ヨドバシカメラ秋葉原で2007年3月31日にイー・モバイル開業イベントが行われた。
このイベントでは挨拶に続き、テープカット、先頭に並んでいる人へのセレモニー的商品提供というありきたりの物だった。
これ自体、通信会社の開業記念イベントなのだから、商品を渡すという典型的な物ではなく、データ通信のデモを交えたイベントにするなど、全くくふうがなかったのが残念。
それはともかく、イベント後に行われた千本会長へのぶらさがりが面白かったので紹介する。
記者会見など正式な物が行われた後に、もっと話を聞こうと記者が主要パーソンに近づき話を聞く「ぶら下がり」はよく行われる。
今回もイベント後にぶら下がりが行われたが、通常とは異なり、千本会長のぶっちゃけ話全開であった。
おそらくこの人の個性であると思うが、通常ぶら下がりに限らず、質問に答えることがあっても、一人で長々と話すと言うことはない。
しかし、千本会長の場合、聞かれてもないことを延々と持論を展開し興味深い物だった。
詳しくは別途書きたいが。
誰もが納得できるのがスマートフォンが将来普及するという点。
逆に納得できないのが、ワンセグが普及するという点。通信会社なのだから、放送コンテンツよりもデータ通信でのコンテンツ供給の将来くらい語った方が良かったのでは無かろうか。
他に、
イー・モバイルが使っている1.7GHz帯が、FOMAやAUなどはまともに入らないという高層ビルの上部でも問題なく入るという点。
前日までに17000の予約があったという点。
人口普及率はまだまだでも山手線内などはFOMAに匹敵する電波状態。
シャープの液晶が最も明るく綺麗だという点。
Windows Mobileの改良に関する苦労話。
マイクロセルは、毎日のように大量に故障し、修理だけでも大変だという点。
地下鉄の駅などで使えないのは、業界の嫌がらせによる物など。
通信業界の人はPC業界より面白い人が多いようだ。