Appleは現地時間の2021年4月20日、荷物の位置を確認できる AirTagを発表した。
この分野で一般的に使われているBluetoothに加えてApple U1チップのUWB通信(超高域バンド通信)で正確な場所を見つける機能に対応する。NFCにも対応。
荷物の位置を確認できる忘れ物防止、スマートタグなどと呼ばれている分野で、現在一般的に使われている物はBluetoothと専用アプリを利用する。AirTagの機能はAppleの「探す」ネットワークを使うが、Appleは2021年4月8日にこの機能を解放しており、世の中に多数あるAppleデバイスで標準的に探せるようになる。
利用者しか設定せず、仕様もバラバラな他社サービスと比べると、探せる機会は大幅に増加するため使い勝手はかなり向上しそうだ。
さらにUWB通信機能で位置の判断が格段に良くなるので、他社製品と比較した際の使い勝手はかなり良さそうだ。
価格も1つ3,800円(税込)で他社製品とそこまで離れておらず、内蔵のCR2032バッテリーはユーザーによる交換にも対応、防水対応など使い勝手面でも悪くない。