インテルは2022年1月4日、Alder Lakeのモバイル版、第12世代インテルCoreのモバイル版などを発表した。
第12世代Coreのモバイル版はHシリーズ、Pシリーズ、Uシリーズ 15W/9Wが用意される。
HシリーズはCore i9、Core i7がPコアが6、Eコアが8か4、Core i5はPコアが4、Eコアが8か4。ベースパワーが(PL1)が45Wで、ターボパワー(PL2)はCore i9、i7は115W、Core i5は95W。
PシリーズはCore i7はPコアが6か4、Core i5のPコアは4、Core i3はPコアが2。Eコアはすべて8。ベースパワーが(PL1)が45Wで、ターボパワー(PL2)は64W。
Uシリーズ 15WはCore i7, i5のPコアが2でEコアが8。Core i3, Pentium, CeleronはPコアが2か1でEコアは4。ベースパワーが(PL1)が15Wで、ターボパワー(PL2)は55W。
Uシリーズ 8WはCore i7, i5のPコアが2でEコアが8。Core i3, Pentium, CeleronはPコアが2か1でEコアは4。ベースパワーが(PL1)が8Wで、ターボパワー(PL2)は29W。
Intel Evo Platformの第3世代規格も公表され、12世代インテルCoreのHシリーズ、Wi-Fi 6E、Arc GPU、バックグラウンドノイズ除去などが必須となる。
まが、2022年年末には、Androidタブレットをセカンドディスプレイにするなど、シームレスに各機器が使えるようになるよう予定も公表された。
AlienwareにIntel ARC搭載モデルを公表するなど、インテルのGPUについても新しい発表があった。
その中でクリエイティブ用途で必須のエンコード速度については、内蔵GPUと外部CPUを利用したHyper Encodeでエンコード速度が1.4倍速になる事が発表され。このIntel ARC GPUのモバイル版は2022年第1四半期に提供される。
第12世代CoreとApple Siliconの比較
インテルの資料ではCPU自体の能力はApple Silicon M1 Maxを上回っている物の、各アプリケーションでのベンチマークではAdobe Premiere、CrossMarkでM1 Maxで同等近い事もわかる。
ソフトウェア側の最適化次第では、Apple Siliconは低消費電力で高いパフォーマンスが出せるようだが、IntelのCoreよりもApple Silicon搭載モデルの方が高性能なケースも多くなるかも知れない。
https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/resources/ces-2022.html