Windows 7の発売が2009年のホリデーシーズン(11月くらいからの年末)にほぼ決まったようだ。
Windows 7 on Track to Hit This Holiday Season
もちろん、本当にこの時期に出るかどうかは今後の開発状況によるが、8月頃にはこのスケジュールが確定するだろう。業界関係者は、以前からこの時期を目処にしており、それなりに確定した情報が欲しかったところだが、今回の情報で実際に動けるようになった。
ここで、気になるのは日本での状況。
国内大手メーカーは通常8月から9月にかけて、年末に販売する冬モデルを発表し、9月から10月に販売を開始する。11月から1月にかけて春シーズン向けの春モデルを発表、12月から1月に販売開始する。
Windows 7が販売開始できるのが11月となると、これらの時期には合わない。
9月頃発売する冬モデルについても、Windows 7による買い控えが起きることが考えられる。
冬モデル自体は、Windows 7アップグレード対応で無料アップグレード対応になることが考えられるが、実際にWindows 7が販売されるまである程度の買い控えがあるだろう。
例えば、12月にWindows 7が発売するとなると、これに合わせた搭載モデルが12月に同時発売となるだろう。
しかし、12月だと春モデル直前、それに合わせて春モデルを早めにするという方法もあるが、万が一Windows 7が遅れた際はどうするのか。
冬モデルの買い控えがどのくらい出るのか。新製品の時期、生産計画も様々な要因を考えなければならない。
そもそもWindows 7がどのくらい売れるのか。
それなりに受け入れられるだろうが、Windows 95のようなブームにはならない事は確実だが、このOSが販売数にどの程度影響があるのか予想は難しい。