インテルは2022年2月17日(現地時間)、投資家向け説明会「Intel Investor Meeting 2022」を開催した。
コードネーム Alder Lakeの第12世代インテルCoreの次にMeteor Lakeが投入されることは公表されていたが、それ以降のコードネームや構成などが公表された。
Intel 7で製造されるAlder Lakeの後にはデスクトップ向けに高効率コアを倍増させ24コア、32スレッドに対応するなどしたRaptor Lakeが2022年後半に登場する。
2023年に出荷されるのがMeteor Lake。
New Flexible Tiled Architectureと呼ばれる構成で、ハイブリッドコアに、Next Gen Graphics Engine: tGPUなどで構成される。製造は基本コア部分はIntel 4で、GPUは外部のN3で製造される複数のダイを組み合わせる構成になる。
Intel 20Aで製造されるのがArrow Lakeで2024年に登場する。
その後に登場するのが2024年かそれ以降のLunar LakeでIntel 18Aと外部で製造されるダイを組み合わせる構成になる。
インテルによれば全世代と比べてワット当たりパフォーマンスはIntel 7で10%、Intel 4で20%、Intel 3で18%、Intel 20Aで15%、Intel 18で10%になるため、2021年の第11世代インテルCoreと比べると、2024年のIntel 20AのArrow Lake製品は50%になる計算。3年程度でワット当たりパフォーマンスは2倍になる可能性がある。
インテルは5つのノードを4年で(5 node in 4 years)としており、急速に半導体業界のリーダーシップを取り戻そうとしている。
Alder Lake, Intel 7 2021年末
Raptor Lake, Intel 7 (Eコア増加などのデスクトップ版) 2022年後半
Meteor Lake, Intel 4 2023年
Arrow Lake, Intel 20A 2024年
Lunar Lake, Intel 18A 2024年以降
https://www.intel.com/content/www/us/en/events/investor-meeting.html