dynabookは2022年3月18日、第12世代インテルCore(Alder Lake)を搭載する個人向けdynabook、3シリーズ5モデルを発表した。3月24日から順次発売。
いずれもプレミアム製品でモバイル製品のdynabook R9/V, R8/V, R6/V、dynabook G9/Vとスタンダードモデルのdynabook T9/V。
3月16日に発表された法人向けモデルではVシリーズの新モデルも提供されているが、今回のタイミングでは個人向けVシリーズの新モデルは提供されていない。
搭載される第12世代Coreは、Core i7-1260PかCore i5-1240P。最大メモリ32GBモデルも用意される。法人向けモデルではCore i7-1270Pモデルもある。
Pコア | Eコア | スレッド数 | Pコア 最大周波数 | Eコア 最大周波数 | キャッシュ | EU | |
Core i7-1195G7 | 4 | 8 | 5.0GHz | 12MB | 96 | ||
Core i7-1260P | 4 | 8 | 16 | 4.7GHz | 3.4GHz | 18MB | 96 |
Core i5-1240P | 4 | 8 | 16 | 4.4GHz | 3.3GHz | 12MB | 80 |
dynabook R9/V, R8/V, R6/V
法人向けRJ74/KUの個人向けモデル。アスペクト比16:10の14.0インチディスプレイを搭載し、最大メモリ32GBモデルも用意されるプレミアムモバイルPC。22万円から
重量はモデルによって940g、1050g。バッテリー駆動時間は最上位モデルが24時間(JEITA 2.0)となる。
R9/V, Core i7-1260P, 512GB SSD、32GBメモリ, Evo
R7/V, Core i7-1260P, 512GB SSD、16GBメモリ
R6/V, Core i5-1240P, 256GB SSD、8GBメモリ
dynabook G9/V
従来から継続するプレミアムモバイルモデルで、CPUが第12世代インテル Core i7-1260Pになった。26万円程度
アスペクト比 16:9で13.3インチのディスプレイで、14インチのRシリーズより軽量の875g。
dynabook T9/V
15.6インチディスプレイ、ブルーレイドライブを搭載するプレミアムスタンダードPC。27万円程度。
第12世代インテルCore i7-1260Pに加えて、200万画素のWebカメラを搭載するなど、従来モデルから筐体や各機能も強化されている。メモリは32GBを搭載する。
従来のTシリーズは、16.1インチディスプレイのT8/Uがあり、15.6インチモデルはT6/Uがあり、T9/VはT6の後継モデルのような位置づけになる。
その従来のTシリーズは下位のXシリーズ含めて筐体が共通で379.0×258.0×23.7mm、重量約2.4kgだったが、T9では361.0×244.0×23.8mm、重量約1.98kgで小型化、軽量化している。バッテリー駆動時間も従来モデルが7.5時間だったのが10時間(JEITA 2.0)になっている。
Rシリーズを除くと、今回発表されたモデルの中で最も従来モデルからの変更点が多い。