レノボ 国内コンシューマー事業15周年

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Lenovo Japan

レノボは2024年2月7日、コンシューマー事業15周年を記念した会見を開催した。
それまではThinkPadで主にビジネス向けモデルを提供していたが、2008年12月にネットブックのIdeaPad S10eで個人向けモデルとして参入し、2023年で15周年となる。その後、プレミアムモデルのYoga、ゲーミングPCのLegion、タブレットのLenovo Tabシリーズなど、ラインアップを増やしている。

レノボは2005年にIBMのPC事業と統合して設立し、ThinkPad、ThinkCentre製品を引き継いだ。
その後、コンシューマー向けのIdeaPadブランドを発表し、デスクトップはIdeaCentreブランドも登場。
ディスプレイが360度開くYogaブランドが登場。当初、IdeaPad YOGAとなっていたが、その後YOGAブランドはプレミアムブランドとして独立。

360度回転のYogaが世界初登場したときの映像

その後、ゲーミングブランドのLEGIONが2017年に登場、2023年にはエントリーゲーミングがIdeaPad GamingからLOQ(ロック)へと新しいブランドが登場した。

IdeaPad S10eでコンシューマー市場へ参入
Lenovoのタブレット
ソフトウェアキーボードのYoga Book
プレミアムモデルのYogaシリーズ

PCメーカー各社は、ノート型やデスクトップ型の各機能をブラッシュアップした製品を定期的にリリースしているが、新しいコンセプトの製品はなかなか出てこない。直近では折りたたみPCなどもあるが、まだまだコスト面での課題があり、一般への普及までは遠い。
新しいコンセプトのApple Vision Proなどは今後どうなるかはわからない物の、このような新しい取り組みは非常に興味深いが、なかなか出てこないのが現状だ。

そんな中で、Lenovoは電子インクを使ったソフトウェアキーボード搭載のYoga Book、Yogaシリーズでの特徴的なヒンジの搭載など、唯一無二のコンセプトの製品を定期的にリリースしている。15年間でも興味深い製品はいくつもあり、今後もこのような新たなコンセプトの製品に期待したい。