ドコモはPCへのデータ通信モジュール搭載に向けて以前から活動しているが、2021年4月にはインテルとConnected Modern PC(CMPC)市場拡大に向けた取り組みに関して協業していたが、この取り組みに2022年3月からレノボも加わる。
CMPCはWi-Fiだけでなく、4Gや5Gの通信機能も搭載したPCのことで、ほとんどの場所でPCでもネットワークに接続できるPCのこと。
このようなPCを使えば、いつでもどこでもPCを使用可能、PCを紛失してもリモートでのロックやワイプが可能、メンテナンス等もリモートで可能、通信カイセセンが用意しているVPNも直接利用可能など、様々な利点がある。
ドコモは、企業ユーザー向けに様々なサービスを提供しており、インテルは場所と時間にとらわれない働き方へ向けたプラットフォーム側での取り組みをしている。
レノボは4Gや5Gに対応(WWAN)するPCの提供を推進していく。
4Gや5GのWWANに対応するPCはエンタープライズ、SMBで徐々に採用が増えており、EMEAや日本での採用率も高い。
レノボは2007年に3G内蔵ThikPadから対応しているか、2018年に10シリーズ、2021年は21シリーズに提供し、年々搭載モデルを増やしている。
スマートフォンが常にネットワークへの接続が出来ていることが当たり前のように、このような取り組みでパソコンもいつでもどこでも常時接続が当たり前の状態を目指しているようだ。
今回の取り組みではまずはホワイトペーパーを公開し、企業ユーザー向けに関連情報が共有される。
https://www.lenovojp.com/business/solution/download/001/
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/info/event/page/seminar_20220412_5GDX.html
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2021/04/20_00.html