キヤノンは2015年2月6日、1型センサーを採用し、高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトカメラ「PowerShot G3 X」の開発を発表した。
キヤノンで1型センサーを搭載したカメラとしては、2014年10月に発売したPowerShot G7 Xがある。
センサーの性能は有効2,020万画素でISO 125-12800。
レンズの性能は35mm換算で、24-100mm F1.8-2.8。
他社で同サイズのセンサーを使った高倍率ズーム製品としては、ソニーのサイバーショット DSC-RX10がある。
センサーの性能は有効2,020万画素でISO 125-12800。
レンズの性能は35mm換算で、24-200mm F2.8。
本体重量は755g。
同サイズのセンサーを搭載し、より高倍率のズームレンズとしては、パナソニックのFZ1000がある。
MOSセンサーを採用し、有効2,010万画素でISO 125-12800。
レンズの性能は35mm換算で、25-400mm F2.8-4.0。
本体重量は780g。
PowerShot G3 Xは1型センサーを採用し、レンズは24mmから600mm相当で25倍ズームという情報しか公表されていない。
画像は公開されており、2014年2月12日から開催されるCP+で参考出品されるが、レンズの性能や細かなスペックがここで公開されるのかどうかは不明。
ちなみに、キヤノンの他の高倍率ズームでは、30倍のPowerShot SX710 HSはF3.2-6.9、40倍のPowerShot SX410 HSはF3.5-6.3となっている。
これはPowerShot Gシリーズというプレミアムコンパクトにカテゴライズされる製品で、より高性能なコンパクトカメラとなるだけに、レンズを含めた各種性能の妥協点も少なくなることが期待される。