キヤノンは2014年11月11日、同社のEFマウント用ズームレンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」を発表した。
1998年に登場したEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMをリニューアルしたレンズとなり、12月下旬発売で30万円程度。
1998年に登場したEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMは前後にレンズを伸縮させることでズーム倍率を変更したが、新しいEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは回転式になり、全く新しいレンズとなった。
最短撮影距離は、全域1.8mから0.98mになり、手振れ補正は1.5段から4段分へ大幅に向上し、レンズとしての性能は向上。
重量は1,380gから1,570gへと増加した。
2001年に発売したEF70-200mm F2.8L IS USMを、2010年にリニューアルした
EF70-200mm F2.8L IS II USMは9年ぶりのリニューアルで、レンズ性能が向上し、基本的な機能向上はそれほど大きくなかった。この「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は旧レンズから大きな変化があり、従来モデルのユーザーも注目のレンズとなっている。