一般ユーザー向けに提供されるWindows 10では、モダンライフサイクルポリシーという新しいサポートに関するポリシーが適用されています。
Windows 10は半期毎にアップデート版が提供されていますが、それぞれのサポートはリリース後1年半です。例えば2020年10月にリリースされたWindows 10 の20H2は2022年5月にアップデートの提供が終わります。
Windows 10 20H2を導入したユーザーは2021年5月に提供された21H1にアップデートすれば、アップデートの提供は22年10月までサポートが伸びますので、Windows 10を定期的にアップデートし続ければ当面利用出来ます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-home-and-pro
一方で企業向け等の個人とは異なるユーザー向けには異なるポリシーが提供され、Windows 10 Long-Term Servicing チャネル (LTSC)では約10年間サポートが提供され、Windows 10 2019 LTSCの場合は2029年1月までサポートされます。
企業向けなどのWindowsではこのポリシーも少々異なりWindows 10 Enterprise and Educationでは下半期のリリース版はさらにサポート期限が延びます。
このサポートポリシーは定期的に変更されます。
このポリシーの変更やサポート期間について混乱する方も多いですが、サポート期限を明確に決めておらず、実質最新のOSを使わざるを得ない場合に比べると、いつまでサポートされるのかが(その時は)明確になっているので、ハードやOSの導入判断には役立つ面もあります。