Intel Core i7とCore i5の違い

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インテルのCPU CoreシリーズはCore i7やCore i5などがありますが、ここで使われている数字が大きい方が高性能です。
同性能が違うかは世代によって異なりますが、数字が大きい方がコア数が多く、動作周波数が高く、3次キャッシュ、グラフィック機能が高いです。

一般的には高性能のパソコンが欲しい場合はCore i7、そこそこの性能があるパソコンで良い場合はCore i5になります。安くてあまり性能が低すぎないパソコンが欲しい場合はCore i3になります。CeleronやPentiumは性能よりも安さを重視する方向けです。

第12世代インテルCore – Alder Lake

Core i7とCore i5の違いは、モデルにより動作周波数も異なりますが、主にL3キャッシュの量、グラフィック機能の違いです。

第11世代インテルCore – Tigar Lake

動作周波数以外にL3キャッシュ、グラフィック機能が異なります。
Core i7-1185G7の場合、4コア、8スレッド、L3キャッシュは12MB、グラフィック機能のEUは96です。
Core i5-1135G7の場合、4コア、8スレッド、L3キャッシュは8MB、グラフィック機能のEUは80です。

第10世代インテルCore – Comet Lake

動作周波数に加えて、コア数、L3キャッシュが異なります。
Core i7-10710Uの場合、6コア、12スレッド、L3キャッシュは12MB、グラフィック機能のEUは24です。
Core i5-10210Uの場合、4コア、8スレッド、L3キャッシュは6MB、グラフィック機能のEUは24です。

Core i7とCore 5での実際の性能差

仮に動作周波数が全く同じだとすると1割前後の違いは出ます。Core i5では1秒で処理できる物がCore i7では0.9秒になるような感じです。
実際には動作周波数含めてかなり異なります。Core i5は1.1GHzだが、Core i7は1.6GBなどのようにかなり差があります。ベンチマークなどで性能比較した際の速度はさらに大きくなります。ただ、実際に使った場合にどこまで体感で差が出るほどではないです。普段の動作では0.1秒と0.06秒など微妙な違いしか無いので、違いはわかりにくいです。時間のかかる重い処理、例えば動画編集、動作が複雑なマクロの動作などの場合はかなり差が出ます。