ノートパソコンとは何か

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1987

パソコンを購入する際に真っ先に思い浮かべるのはノートパソコンだと思います。
本当にノートパソコンが最適なのか含めて、ノートパソコンの買い方、選び方を解説します。

ノートパソコンとは

ノートパソコンとは、パソコンの本体、ディスプレイ、キーボードなどが全て一体となって、机の上でも、膝の上でも気軽に利用出来るパソコンのことです。
蓋を兼ねた画面部分を開けて使うスタイルが一般的ですが、これをクラムシェル型(二枚貝)のノートパソコンと言います。
ノートブックパソコン、ノートPC、ラップトップ(Laptop)などとも言われます。

ノートパソコンの元祖と言えるのが当時の東芝が1989年に発売したJ-3100 SS001です。
当時もクラムシェル型のパソコンはありましたが、このモデルでは3kgを切り、サイズは310×254×44mmで、紙のA4サイズ、厚みは40mm、バッテリー駆動時間2.5時間という当時としては驚異的なサイズにまで小型軽量化しました。このモデルをきっかけに、他社も追従したモデルをいくつか発売し、現在もノートパソコンの進化が続いています。

ノートパソコンの利点

ノートパソコンの利点は、全てが一体型になっているため、全体がコンパクトで設置面積が小さく済み、持ち運びも簡単にできるという点です。
机の上で使うだけなら、ディスプレイと一体化できるデスクトップパソコンの方が底面積自体は小さいですが、簡単に移動して使えるのが最大の利点です。

ノートパソコンでは出来ない事

他のパソコンと比べるとノートパソコンで出来ない事は限られており、ほとんどのことは可能ですが、デスクトップパソコンの方がコストパフォーマンスが高い事は多数あります。
例えば、ゲームなどの高性能が要求される用途では、ノートパソコンのサイズに全ての機能を納めるにはコストもかかり、全く同一の性能のデスクトップパソコンと比べると割高になります。
また、パソコンとしての最高性能を出すにはノートパソコンのサイズでは収まりきらないために、絶対的な性能はデスクトップパソコンの方が上です。
パソコンで性能を求める場合、ゲーミングノートパソコン、ワークステーション仕様のノートパソコンなどもありますが、デスクトップパソコンを選ぶ方がコストパフォーマンスが高いです。
持ち運びが必要な用途の場合はノートパソコンを選びましょう。

ノートパソコンと様々な機器を組み合わせて使おう

ノートパソコンは現在の情報機器としてはほとんど全ての事が可能ですが、スマートフォンでしか出来ない事、タブレットの方が便利なこともあります。
全てをノートパソコンで行うのではなく、便利な物を組み合わせて利用しましょう。