東芝がIoT事業加速に向けてICT関連部門を集約

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東芝は2015年1月22日、IoT事業強化の一環としてクラウドソリューション社にICT関連部門を統合することを発表した。すでにIoT関連を扱う部門としてはクラウドソリューション社があるが、IoT事業を伸ばすために、関連する関係社内に分散しているICT関連部門をクラウドソリューション社に再編する。

東芝は社内カンパニー制度をとっており、2014年末現在

クラウドソリューション社 (クラウドやIoT関連)
電力システム社 (発電や電力関連)
社会インフラシステム社 (産業・インフラ関係)
コミュニティ・ソリューション社 (エレベーター、上下水道関連、通信放送関連)
ヘルスケア社 (医療関連機器)
セミコンダクター&ストレージ社 (半導体やSSD、HDD関連)
パーソナル&クライアントソリューション社 (AV機器やPC、タブレット関連)

という構成になっている。
この中の、クラウドソリューション社にコーポレート部門の情報システム部、ソフトウェア技術センターと、システムインテグレーション事業を行う東芝ソリューション株式会社の一部事業をクラウド&ソリューション社に統合する。
また、東芝グループ向けに情報システムサービスを提供している東芝インフォメーションシステムズ株式会社、クラウド&ソリューション社の傘下する。

これにより、ICT関連を強化しIoTを活用した事業を加速する。

IoT関連事業強化に向けた組織再編について