ソニーは2014年9月17日、2014年度の業績見通しを下方修正した。
モバイル分野の営業権を減損し、モバイル・コミュニケーション部門の構造改革を行い、2300億円の赤字となる見通し。配当は無配となる。
モバイル分野の競争環境が激化し、Z2の発売の遅れも影響も若干あったが、新興国での低価格機の不振による影響による物。
構造改革はモバイル分野の約1000人の人員削減、一部地域の戦略見直し、高付加価値ラインナップへの集中、普及価格帯モデルの削減を行う。
普及価格帯の製品は、中国などの端末メーカーの台頭が激しくなっており、利益を出すのが難しくなっている。ソニーとしてはスマートフォンを高付加価値に集中していくようだ。
ソニー モバイル・コミュニケーション分野の営業権に関する減損計上及びそれにともなう2014年度連結業績見通し修正のお知らせ