東芝がコンシューマー向け事業を縮小へ

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東芝は2014年9月18日、PC事業の安定的黒字化に向けた取り組みを発表した。
東芝の企業向け事業は企業向け事業で安定的な黒字を確保しているが、コンシューマー向け事業は市場環境変化の影響が大きい。

企業向け事業は今後もワークステーションからタブレットまで幅広いラインナップを拡充し、グローバルで今後も展開する。
また、PC事業で培った差異化技術は今後の拡大が期待されるIoT分野にも集中する。

これらの施策により、2016年度中にBtoB分野の売上構成比50%以上を目指す。

一方で、コンシューマー向け市場は数量と規模を拡大する戦略から転換し、採算が見込めない地域での事業は終息する。全世界の拠点数は、現在の32拠点から、今年度中に13拠点へ減らし、プラットフォーム数の絞り込みによる開発や調達・流通コストの削減を目指す。

人員は、PC事業に関わる約20%に相当する約900名を今年度中に削減し、2013年度比で200億円以上の固定費を削減する。

PC事業の安定的黒字化に向けた施策について