パソコンのキーボードをうまく使うために最も重要なことはホームポジションです。
ホームポジションとは、キーボードの中心あたりにある、英数字では「F」と「J」キーのことで、ほぼすべてのキーボードにはホームポジションが触ってわかるようになっています。
通常、キーの下部分に若干出っ張った突起のような物があり、これを左右の人差し指で触れて、キーボードを見ないでもここがホームポジションな事がわかるようになっています。

ホームポジションは、それぞれの人差し指を置く位置で、キーボード入力する場合は、手をこの位置に置きます。
親指はスペースキー、それ以外の各指はホームポジションの列に自然に載せます。

このように指をキーボード上に置くには、手を丸めるようにします。

同じ用語を使っているピアノなどの鍵盤楽器のキーボードの場合、手を全体的に浮かします。パソコンのキーボードの場合は、手のひら手首あたりを手前に置いてリラックスした状態で入力します。
このキーボード手前部分をノートパソコンの場合はパームレスト(palm rest)と言います。
キーボード入力の基本は、入力しない間は常に手をホームポジションに置き、どこかのキーを押すために手を動かしたらまたホームポジションに戻ってきます。
まずは、ホームポジションに手を置くところから練習しましょう。